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看護師が患者の腕に青いカバーを装着しています。医療現場の様子を写しています。

甲状腺疾患

甲状腺疾患

甲状腺は体のエネルギー代謝を司る臓器で、ホルモンが多すぎても少なすぎても体調に大きな影響を与えます。疲れやすい、動悸、体重変化、むくみなどの症状が現れることがありますが、気づかれにくいこともあります。橋本病やバセドウ病が代表的で、血液検査やエコーで診断が可能です。正確な診断と適切な治療により、多くは良好なコントロールが期待できます。

主な甲状腺疾患

女性が首に手を当てている様子、診察案内詳細ページ|甲状腺疾患 に関する情報を探している背景。

橋本病

橋本病は、免疫の異常によって甲状腺に慢性的な炎症が起こる病気で、進行すると甲状腺ホルモンが不足し、疲れやすさや寒がり、むくみなどの症状があらわれます。初期には症状がほとんどないことも多く、健診で見つかる場合もあります。

診断は血液検査と超音波検査で行い、ホルモンが不足している場合は甲状腺ホルモン薬を用いて治療します。治療が不要なこともありますが、定期的な検査で経過を確認することが大切です。

バセドウ病

バセドウ病は、免疫の異常によって甲状腺が過剰に刺激され、甲状腺ホルモンが必要以上に作られてしまう病気です。動悸、手のふるえ、汗が多い、体重減少、疲れやすさなどの症状があらわれ、日常生活に影響することがあります。目が出るように見える「眼症」を伴うこともあります。

診断は血液検査や超音波検査などで行い、治療は抗甲状腺薬の内服、放射性ヨウ素治療、手術のいずれかを選択します。多くの場合、薬による治療から始め、症状や検査結果を見ながら適切に管理していくことが大切です。

女性が首を触り、赤く炎症している様子。診察案内詳細ページ|甲状腺疾患 に関する画像。
甲状腺の解剖学的イラスト、喉の構造を示す。診察案内詳細ページ|甲状腺疾患、健康問題について解説。

無痛性甲状腺炎

無痛性甲状腺炎は、甲状腺に一時的な炎症が起こることで、甲状腺ホルモンが急に多くなったり、その後に一時的に不足したりする病気です。名前のとおり痛みはほとんどなく、動悸、体のだるさ、暑がり、体重減少などの症状が出ることがあります。

多くの場合は数週間から数か月で自然に治ることが特徴で、診断は血液検査や超音波検査で行います。治療は症状を和らげる薬を中心に行い、必要に応じて経過を観察します。通常は長期の治療を必要としませんが、まれに甲状腺機能が低下した状態が続くこともあり、定期的なチェックが大切です。

女性が首に手を当て、赤く腫れた箇所を指し示す。診察案内詳細ページ|甲状腺疾患 関連の画像。

亜急性甲状腺炎

亜急性甲状腺炎は、ウイルス感染などをきっかけに甲状腺に炎症が起こる病気で、強い痛みを伴うのが特徴です。首の前側の痛みが飲み込む動作や触れた時に強くなり、発熱や倦怠感、動悸、汗が多いなどの症状がみられることがあります。炎症の時期には甲状腺ホルモンが一時的に増え、その後に一時的な低下がみられることもあります。

診断は血液検査や超音波検査で行い、治療は痛みや炎症を抑える薬を中心に行います。多くは数週間から数か月で自然に改善しますが、再発することもあるため、経過観察が重要です。

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