動悸
- RAJA Inc. 株式会社ラジャ

- 10月17日
- 読了時間: 2分
更新日:11月26日
「急にドキドキする」「脈が飛ぶように感じる」
動悸は心臓のリズムや働きに異常があるときに出やすい症状です。
ストレスや緊張で一時的に出ることもありますが、心臓の病気のサインである可能性もあります。
主な原因となる生活習慣病
高血圧・脂質異常症
動脈硬化が進むと心臓に負担がかかり、冠動脈疾患や心肥大の一因になります。結果として不整脈が出やすくなり、動悸として自覚されることがあります。
鑑別が必要な病気
不整脈:脈が速くなる・遅くなる・飛ぶといった異常で、動悸として自覚されます。重症例では意識消失を伴うこともあります。
甲状腺機能異常:ホルモン過剰により脈が速くなり、動悸が目立つことがあります。パニック発作:強い不安で心臓が急にドキドキし、胸の圧迫感や息苦しさを伴います。
まとめ
動悸は一時的な心配いらないものから重大な不整脈まで幅広い原因があります。繰り返す
・長く続く・意識消失を伴う動悸は、早めに医療機関での確認が必要です。
胸痛
「胸が重苦しい」「締めつけられる」「チクチク痛む」
胸の痛みは循環器疾患の代表的な警告サインです。
主な原因となる生活習慣病
高血圧・脂質異常症
動脈硬化が進むと冠動脈が狭くなり、心臓の筋肉へ酸素が届きにくくなります。そ
の結果、狭心症(胸の圧迫感)や心筋梗塞(激しい胸痛)を起こすことがあります。
鑑別が必要な病気
狭心症・心筋梗塞:動脈硬化による代表的な病気。胸の圧迫感、冷や汗、吐き気を伴うこともあります。
逆流性食道炎:胃酸が逆流し、胸やけや胸の痛みを感じます。
肺塞栓症:突然の胸痛や呼吸困難を起こす緊急疾患です。
パニック発作:心臓に異常がなくても、不安から胸の圧迫感を強く感じることがあります。
まとめ
胸の痛みは、生活習慣病に関連する冠動脈疾患の典型的な症状です。特に「運動時に出て
安静で治まる痛み」や「冷や汗を伴う強い胸痛」は危険なサイン。迷わず救急外来を受診
してください。
コメント