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記事一覧
手足のしびれ・痛み
「足先がジンジンする」「手がしびれる」「夜になると痛みが強い」 こうした症状は、神経の働きに異常があるときに現れます。一時的な血流障害や疲労でも起こりますが、長く続くしびれや痛みは病気のサインであることも多いため注意が必要です。 主な原因となる生活習慣病 糖尿病性ニューロパチー 糖尿病が長期間続くと、血管や神経が障害され、手足の末端から「しびれ」「痛み」「感覚の鈍さ」が現れます。特徴的なのは、左右対称に足先から始まることが多い点で、「靴下の先がしびれるような感覚」と表現されます。進行すると痛みだけでなく、感覚が鈍くなってけがややけどに気づきにくくなる危険もあります。 アルコールによる神経障害 長期間の多量飲酒は、ビタミンB1不足や神経への直接的な毒性により末梢神経障害を起こします。糖尿病性ニューロパチーと同様に、足先からのしびれや灼熱感、筋力低下を伴うことがあり、生活の質に大きく影響します。 鑑別が必要な病気 しびれや痛みは生活習慣病以外にも多くの病気で起こります。 頚椎症・腰椎ヘルニア 首や腰の神経が圧迫されると、手や足にしびれや痛みが広がりま
10月17日
視力低下・かすみ目
「文字が読みにくい」「景色がかすんで見える」「視界がぼやける」 こうした症状は、加齢に伴う目の変化でも見られますが、生活習慣病による目の合併症が隠れていることも少なくありません。 特に糖尿病や高血圧は、目の奥にある網膜の血管に影響を及ぼし、知らないうちに視力を低下させてしまうことがあります。 主な原因となる生活習慣病 糖尿病網膜症 高血糖が続くと網膜の細い血管が傷み、出血や浮腫を起こします。初期は自覚症状が乏しいですが、進行すると視力低下や失明の原因になります。日本では成人の失明原因の上位を占める病気です。 高血圧性網膜症 長期間の高血圧で網膜の血管が硬くなり、出血やむくみを引き起こします。進行すると視力が落ちたり、眼底出血の原因となることがあります。 鑑別が必要な病気 視力低下やかすみ目は、生活習慣病だけでなく加齢や他の眼疾患によっても起こります。 白内障 水晶体が濁ることで、かすみ目やまぶしさを感じる病気です。高齢者に多いですが、糖尿病の人では進行が早くなることがあります。 緑内障 視神経が徐々に障害され、視野が欠けていく病気です。初期は自覚
10月17日
むくみ
「足が重い」「夕方になると靴がきつくなる」「朝起きたら顔が腫れぼったい」 こうした“むくみ”は、体に余分な水分がたまっているサインです。一時的な疲れや立ち仕事によるむくみもありますが、臓器の働きに異常があるときにも現れる重要な症状です。 主な原因となる生活習慣病 高血圧性心不全 血圧が高い状態が続くと心臓に負担がかかり、心臓のポンプ機能が低下します。その結果、血液がうっ滞して足や全身に水分がしみ出し、むくみとして現れます。 糖尿病性腎症 腎臓の働きが低下すると余分な水分や塩分を排出できなくなり、全身に水がたまります。特に足のむくみが目立ちやすく、進行すると全身性の浮腫となることもあります。 鑑別が必要な病気 むくみは生活習慣病以外の病気でも起こります。 肝硬変 肝臓の働きが低下すると血液中のアルブミンが減り、血管から水分が漏れ出しやすくなります。腹水や全身のむくみとして現れることがあります。 ネフローゼ症候群 尿に大量のたんぱく質が漏れ出す病気で、血中アルブミンが減少し、顔やまぶたを中心に全身に強いむくみを起こします。 下肢静脈瘤...
10月17日
耳鳴り
「キーンと高い音がする」「ザーッと耳の中で響く」 耳鳴りは多くの方が経験する症状です。一時的なストレスや疲労でも起こりますが、生活習慣病や内耳の異常が背景にある場合もあります。 主な原因となる生活習慣病 高血圧 血管の緊張や循環障害が内耳に影響し、耳鳴りとして感じることがあります。糖尿病でも神経障害を介して耳鳴りが出ることがあります。 鑑別が必要な病気 耳の循環障害・内耳の異常:メニエール病や突発性難聴に伴う耳鳴り。 加齢性難聴:加齢により聴力が低下すると耳鳴りが現れることがあります。 脳腫瘍の初期症状:聴神経腫瘍などで耳鳴り・難聴が進行するケースがあります。 まとめ 耳鳴りは一時的なものもありますが、持続する場合や難聴を伴う場合には精査が必要です。 「片耳だけの耳鳴り」「日常生活に支障をきたす耳鳴り」は早めの受診をおすすめします。
10月17日
めまい
「フラフラする」「天井が回るように感じる」 めまいは体の平衡感覚に異常があるときに起こる症状です。単なる立ちくらみのこともありますが、脳や耳の病気、生活習慣病の影響が背景にある場合もあります。 主な原因となる生活習慣病 高血圧 血圧の変動や持続的な上昇により脳血流の調整が乱れると、ふらつきやめまいを感じることがあります。長期的には脳梗塞の前触れとなる場合もあります。 鑑別が必要な病気 良性発作性頭位めまい症(BPPV):耳石がずれて、頭を動かしたときにグルグル回る強いめまいが出ます。 メニエール病・内耳の循環障害:耳の異常により、めまい・耳鳴り・難聴がセットで出現します。 脳腫瘍・脳出血・脳梗塞:持続する・悪化するめまいには注意が必要です。しびれや言語障害を伴う場合はすぐ受診してください。 まとめ めまいは耳や脳、血圧などさまざまな原因で起こります。「繰り返すめまい」「強くて立てないめまい」があるときは、早めの医療機関受診が重要です。
10月17日
頭痛
「ズキズキする」「頭が重い」「締めつけられるように痛む」 頭痛は日常的に多くの人が経験する症状です。一時的なストレスや緊張でも起こりますが、高血圧や睡眠の障害、脳の血流異常が背景にあることもあり注意が必要です。 主な原因となる生活習慣病 高血圧 血圧が高い状態が続くと脳の血管が収縮したり血流の調整が乱れ、頭痛として感じられることがあります。長期間続けば脳出血や脳梗塞のリスクが高まり、「重大なサイン」となる場合もあります。 睡眠時無呼吸症候群 睡眠中に呼吸が何度も止まることで酸素不足となり、朝の頭痛や日中の強い眠気が出やすくなります。放置すると高血圧・不整脈・脳卒中のリスクを高めるため、早めの検査と治療が大切です。 鑑別が必要な病気 片頭痛:脈打つような頭痛で、吐き気や光・音への過敏を伴います。 緊張型頭痛:肩こりやストレスで後頭部やこめかみが締め付けられるように痛む、最も一般的なタイプです。 脳腫瘍・脳出血:頭痛が持続・悪化する場合は要注意。しびれ・言葉のもつれ・視覚異常を伴えば早急な受診が必要です。 まとめ 頭痛は身近な症状ですが、生活習慣病や
10月17日
体重減少
「特に食事制限をしていないのに体重が減ってきた」 体重減少は時に深刻な病気のサインです。生活習慣病、とくに糖尿病ではエネルギー利用の異常から体重減少が起こります。 主な原因となる生活習慣病 糖尿病 インスリンが働かず、糖をエネルギーに変えられないため脂肪や筋肉を分解して代謝します。その結果、急激な体重減少をきたすことがあります。 鑑別が必要な病気 甲状腺機能亢進症:代謝が過剰に高まり、食べても痩せてしまう。動悸や多汗を伴うこともあります。 悪性腫瘍(がん):体力を消耗するため、原因不明の体重減少として現れることがあります。 慢性感染症や消化器疾患:結核や消化吸収障害でも体重減少を引き起こします。 まとめ 体重減少は糖尿病を含む代謝異常の重要なサインです。数か月で急激に痩せる場合や、他の症状(動悸・口渇・倦怠感など)を伴うときは、早めの検査が必要です。
10月17日
口渇
「やたらと喉が渇く」「水を飲んでも飲んでも足りない」 口渇は体が水分を欲しているサインですが、代謝異常やホルモン異常の可能性もあります。 主な原因となる生活習慣病 糖尿病 高血糖による尿量増加で体が脱水状態になり、強い口渇を感じます。これは糖尿病の典型的な三大症状(口渇・多飲・多尿)のひとつです。 鑑別が必要な病気 高カルシウム血症:尿が増えることで口渇も出ます。全身倦怠感を伴うことがあります。 尿崩症:大量の尿が出続けるため、常に強い口渇を感じます。 精神的要因(心因性多飲症):ストレスや不安で水を大量に飲んでしまう場合もあります。 まとめ 強い口渇は「暑いから」「水分不足だから」と思いがちですが、糖尿病や内分泌疾患が隠れていることがあります。日中だけでなく夜間も続く場合は注意が必要です。
10月17日
頻尿
「夜中に何度もトイレに起きる」「昼間もトイレが近い」 頻尿は加齢や生活習慣でも起こりますが、代謝異常や腎臓の異常が背景にあることもあります。 主な原因となる生活習慣病 糖尿病 高血糖によりブドウ糖が尿へ排出されると、水分も一緒に出てしまう(浸透圧利尿)ため頻尿になります。特に夜間頻尿は糖尿病の初期症状として現れることもあります。 鑑別が必要な病気 高カルシウム血症:カルシウム過剰で尿量が増加。倦怠感や意識障害を伴うこともあります。 尿崩症:抗利尿ホルモンの異常で極端に薄い尿が大量に出ます。水分を取っても排尿が止まらないのが特徴です。 前立腺肥大症・過活動膀胱:中高年男性や女性で頻尿の大きな原因になります。 まとめ 頻尿は単なる加齢や水分摂取の影響に見えても、糖尿病や内分泌疾患のサインである可能性があります。夜間の頻尿が続くときは早めの受診をおすすめします。
10月17日
息切れ
「少し動いただけで息が苦しい」「階段を上るとすぐに息切れする」 息切れは心臓や肺の機能低下で起こることが多い症状です。 主な原因となる生活習慣病 高血圧・脂質異常症 動脈硬化により心臓の血流が不足すると、心不全や狭心症に進み、軽い動作でも息 切れを感じやすくなります。 鑑別が必要な病気 心不全:心臓のポンプ機能低下で全身に血液を送れず、少しの動作でも呼吸困難を感じます。 肺塞栓症:血栓が肺の血管を詰まらせ、突然の強い息切れや胸の痛みを起こす緊急 疾患です。 気管支喘息:気道の炎症でヒューヒュー音や呼吸困難を伴います。 貧血:血液の酸素運搬能が落ち、動作時の息切れを引き起こします。 まとめ 息切れは加齢や体力低下でも起こりますが、心不全や肺塞栓といった重篤な病気のサイン であることもあります。症状が急に悪化したり、繰り返す場合はすぐに受診が必要です。
10月17日
動悸
「急にドキドキする」「脈が飛ぶように感じる」 動悸は心臓のリズムや働きに異常があるときに出やすい症状です。 ストレスや緊張で一時的に出ることもありますが、心臓の病気のサインである可能性もあります。 主な原因となる生活習慣病 高血圧・脂質異常症 動脈硬化が進むと心臓に負担がかかり、冠動脈疾患や心肥大の一因になります。結果として不整脈が出やすくなり、動悸として自覚されることがあります。 鑑別が必要な病気 不整脈:脈が速くなる・遅くなる・飛ぶといった異常で、動悸として自覚されます。重症例では意識消失を伴うこともあります。 甲状腺機能異常:ホルモン過剰により脈が速くなり、動悸が目立つことがあります。パニック発作:強い不安で心臓が急にドキドキし、胸の圧迫感や息苦しさを伴います。 まとめ 動悸は一時的な心配いらないものから重大な不整脈まで幅広い原因があります。繰り返す ・長く続く・意識消失を伴う動悸は、早めに医療機関での確認が必要です。 胸痛 「胸が重苦しい」「締めつけられる」「チクチク痛む」 胸の痛みは循環器疾患の代表的な警告サインです。 主な原因となる
10月17日
疲れやすい・だるい
「最近疲れやすい」「なんとなくだるい」 こうした症状は誰にでも起こり得ます。疲れを感じる仕組みは、単に筋肉が疲弊しているだけではありません。 体のエネルギー代謝や酸素供給のバランスが崩れると、脳(視床下部・大脳皮質)がそれを感知して「休め」という信号を出し、倦怠感として自覚されます。また、炎症性サイトカインやホルモンの変化(コルチゾール・アドレナリンなど)も関与し、心身両面に「疲れ」の感覚が生じます。 主な原因となる生活習慣病 糖尿病 高血糖状態ではブドウ糖が細胞に取り込まれにくく、エネルギーを有効に使えません。筋肉や脳が「ガス欠」のような状態になり、強い疲労感を引き起こすことがあります。また、高血糖に伴う脱水や神経障害も、だるさの一因となります。 高血圧・脂質異常症 これらは多くの場合は自覚症状がなく進行します。しかし、血管に長年負担をかけ続けると、動脈硬化や心肥大を通じて血流が悪くなり、心不全に至った段階で「疲れやすい」「息切れ」といった症状が出ることがあります。直接の疲労感は少ないものの、将来的に疲れの原因となる重大な疾患を引き起こす点で注
10月10日
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